あっというまに3日目。
この日は犬ぞり体験ツアー115ユーロ。暖冬?のせいで雪が足りないらしく、ロングサファリはお預けに。
外気温は変わらず-5℃程度だが、走行に備えて所謂フル装備。
装備:もこもこ長靴(もういいか)、ダマール靴下2枚、ダマールレベル4アンダーパンツ、スキー用パンツ、
ダマールレベル4アンダー、ユニクロぬくぬくインナー、フリース、コート、首巻き、帽子、防水手袋、コート。
集合は10時前。イバロからトラックで出勤してきたという犬たちの喚く声が、集合場所に着く前から聞こえている。なんか悲壮。

集合後、早速着替えを指示される。ツアー費用に、防寒具も込みだったらしい。
スキーウェアびっちりな相方はこれで構いません、と言っていたが、汚れるから、というので着替え。
少なくとも私は持ってこなくても良かったようだ。
ブーツ、大きな靴下、つなぎを貰って急いで着替える。
そりは2人乗り。ざっと運転に関する説明を受ける。なんでも、バランスとブレーキングが重要とか。
早速1列でスタート。10台ぐらいあったかな。追い抜き禁止だから、と釘をさされる。
まずは相方が運転席、私は座る。
そりは6頭(6匹?)立て。奴ら排便しながら走るのな。着替えて正解。ある意味転倒はかなり怖い。
見渡す限り木しかないエリアを、迷い無く走る彼らはすごい。私ならどこ向いていいか判らない。いやその比較に意味ないかもやけど。
しかしリーダーであろう犬はどうも探し物をするかのごとく地面を見ながら走っている。
行く気満載というよりは空回り気味の犬、すぐに振り返って様子を伺い続ける犬、周囲を気にせず淡々と前に進む犬、と、それぞれの個性は面白いがチームとしては微妙。
前のそりが見えなくなり、後ろには渋滞が出来始める。

自分らも決して軽い人間とは言わないが、相方は焦ってるのか、必死に声をかけたりそりを後ろ足で蹴ったりと息が上がっている。
私は周囲の写真を撮ったりと結構余裕。木しかないけど他にすることないし。風が良いので、煙草を吸いたかったが人として断念。
スノーモービルで犬屋さん?が時々煽りに来る。犬への掛け声は、ヴェト、って言っているようだ。GO、かな?
上り坂で、Help your dogs!と怒鳴られる。やっとるっちゅーねん!と相方は肩で息をしながらも切れ気味。
犬たちは余裕の旅路。
中間地点か、その辺で運転手交代の指示。
まあしょうがないので私も頑張ってそりを蹴る。結構体力使うのなこれ。そり重いし。雪道だし。靴重いし。
それでも、うひょひょな感じに適当に楽しんでいたら、犬屋さんは見かねたのか、前の組から犬を1匹奪ってきた。突然7頭立てになる。
。。。これが速い。地形的に下り坂だったのもあり、あっという間に前の組に追いつく勢い。
そりが犬より速いと危ないらしいので、ブレーキを踏んでみるが地面が凍っていて弾かれる。何度か転倒の危機を乗り越える。
推進力のバランスが悪いのかそりが傾きがちで、ほぼずっと片足運転。細い橋を渡るのは怖かった。
しかし、やっぱ速いな、犬。
相方は多少ご機嫌斜めであった。
山小屋に着き、休憩。
やかんコーヒーとカルダモンのパンを頂く。その間、犬は説教されたり組み替えられたりしていた。マウントポジションは基本なのだな。
君らも大変やなあ、と横目で見ながら爽やかに一服。煙草は空気の良いところで吸うのが一番だ。
さて帰り。組み替えられて6頭立てになっていた。
また交代で運転する。後ろが連れのお姉さん組みだったのだが、彼女らは軽いのか、煽ってくる。
余裕の両手離しとか一緒に走って飛び乗るとか、紐が緩んでも止めてやらねー、とか、いろいろ遊ぶ。
これはほんと楽しかった。つか、ウィンターアクティビティと呼ばれる時間は何年ぶりだろう。
その次には、村内唯一のスパで汗を流す予定だったのだが、女の子の事情もあり断念。お姉さんたちを見送ってお買い物下見することに。
。。。多くは語るまい。煩悩ですよ物欲ですよ。
部屋に戻って着替え、お姉さんたちと待ち合わせてお買い物。私はコートなど数点お買い上げ。相方は空腹を訴えているが、お姉さんたちの物欲も止まらない。迷ったら買え、が基本。鉄鍋までもが購入された。
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