スペイン紀行 - さて、観光っぽいことを - 

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3日目。

もうすっかりUTC+2時間に慣れきったのか、8時には起きてパッキング開始。

コーヒーとトーストをご馳走になり、バスでなんちゃら(むー、で始まってたように思うがな。忘れたよ)に向かう。そこから空港直結のバスがあるらしい。バイバイカタルヘナ(近傍)。

最初のバスは1時間ほどで4ユーロぐらい。しかし同行してくれた友人が時間を読み間違い、到着した時にはアリカンテ行きのバスがすでに出た後だった。
次では間に合わず、その場に居た全員から現金を掻き集め、友人がタクシーの運転手と交渉したところ70ユーロ。また1時間ほどの旅。
直結バスなら5ユーロほど、アリカンテ-バルセロナの往復航空券が100ユーロほど、ということはとりあえず忘れておく。

結果的に手元に5ユーロほどしかなく、アリカンテで仕方なく現金を入手。1万円が59ユーロ。T/Cは100ユーロで6ユーロの手数料を取られた。お金がないってつらいことね。
喉が渇いていたのだが、どうせ飛行機の中でなんかくれるだろうと耐えてみる。

さてフライト中、フライトアテンダントの人が飲み物ワゴンを持ってうろうろするも声を掛けてくれない。
ふと上を見ると、飲み物マークつきのライトを発見。なんだ、呼び出し制かよ、と嬉々として呼び出し、ビールを頼んだ。
ただいま呼び出し中
。。。1缶2ユーロ。有料かよ。

確かに、行きでは飛んでる間の意識はなかった。国内線ってそんなもんなのかね?
手元に来た時点ですでにプルトップが開いており、そのまま支払う。これからその路線に乗る方、いらっしゃいましたらお気をつけあれ。

あと、座席にBが無かったのが謎やった。
Bが不吉とか?

とにかくバルセロナ到着。

タクシーでホテルまで、20ユーロほど。トランク1つあたり幾ら、空港利用なんちゃらが幾ら、と乗って結果的に25ユーロぐらいやったか。
移動中、市内に入って初めてのバルセロナに大興奮。どこを見てもバルコニーだらけ。それぞれかなりデコラティブ。
普通のビルは全くない。
初めてのヨーロッパは前回のフィンランド(対オーロラ仕様)、今回も田舎から来た。これぞヨーロッパ!な見た目が非常に嬉しい。

ホテルはカテドラルに面する、コロンというところ。Hotel in Barcelona Spain, hotel Colon Barcelona
どっかの旅情報系のサイトでは、チェックインで交渉するとカテドラルビューな部屋にしてくれるとかの情報もあるが、現在では別料金制になっている。ま、そりゃそうだ。商売大事ですよ。
カテドラルは現在補修工事中だし、まあスタンダードでもよし。5階、横目にカテドラルが少し見えた。
窓からこっそりカテドラル

工事中のカテドラル

軽く旅装を解き、まずはカテドラルを見学。

まあ、教会。聖人のアパートみたいになっているのが可笑しい。しかも人気のあるなしが蝋燭でわかるような。
人気がある人は明るい。

あひる?

そこらじゅうに棺があるのも不思議。何かのモチーフなのか、キリスト教ってそんなに死んだ人が好きなのか、とか罰当たり(というか無知)な印象を持つ。
ここで微妙な違和感を覚える。その正体は後に言葉になる。

次は近くのピカソ美術館に向かおうとカテドラルを出た向かいの建物に、やたら大きなイラスト?があった。
なんだあれは?某女性漫画家の下書きっぽくね?とか適当なことを喋る。

ついでに王の広場にも寄る。
。。。昔の王様は小さかったんですね?

市庁舎だかなんだかも通る。ガイドブックに載ってた、というだけで寄った。そんなもんやった。

美術館に向かうまでの道筋、入り組んだ路地に小さな店がひしめき合っている。相棒曰くまるで原宿。
若い人向けの服や靴、美容院、ベルギーワッフルにお土産屋。裏道好きな相棒は途中、曰く裏原宿っぽいところもあって大喜び。面白い鞄の店を見つけた。その他、いくつか店を冷やかしつつ進む。

ピカソ美術館には、彼が若い頃の作品と晩年のもの中心に置いてあるらしい。
14歳とかであんな絵を描いてればそりゃ周囲も吃驚するさ。
修学旅行のような若者たちがフェラチオしている絵に大興奮してるのがうるさい。
有名な連作(名前忘れた)を巡りつつ、キュビズムについてえらい薀蓄の長かったミステリがあったことを思い出す。
なんやっけあれ。
ここで、さっき見た下書きっぽいのはピカソの作品だと言うことを知る。
ピカソですよ多分。
ごめんなさいピカソ。

歩きつかれて靴を換えたいという相棒のリクエストで、一旦ホテルに戻ることにする。途中、何故か道を間違えて市場に出たのでついでに見学。

バルセロナはやたらと禁煙な街だ。カタルヘナ(近傍)ではどこの喫茶店にも灰皿があったのに、ほぼ全て(全部ではない)の喫茶店で室内禁煙。入り口にでかでかとシールが貼ってある。
prohibitみたいな単語とpermitみたいな単語と煙草っぽい単語(fuzen、やったかな?)はすぐに覚えた。

しかしこの市場、そこらじゅうの床に吸殻が捨ててある。スペイン人ってば適当なのね、と思いながら
疲れたこともあり市場内のカフェへ。そこの床も当然、吸殻だらけ。

とりあえず足も疲れたので座って注文、しばらくすると、店に入ってきたおやじがカウンターでオーダーしながら美味そうに煙草を吸っている事に気づく。
観光客の勢いで言ってみると、店員が灰皿をくれた。うははは。気持ちよく一服。
しかしそれが表から見えるらしく、通りを歩く人がじろじろと見る。おい座って煙草吸えんのかよこの店、という雰囲気。
店主がシャッターを閉めてしまい、非常にいたたまれない気持ちに。
一本で止めておき、どうしたもんかと思っていると、店に入ってきた2人連れのおばちゃんが灰皿をカウンターから自分で取り出して隣に座った。

どうも見た感じ、市場の職員のようだ。夕方閉店間際、皆さんお寛ぎな時間帯らしい。
そうかそうか、と安心してとりあえずもう一服。弱いなあたし。

ホテルで靴を換えたついでに、観光客らしくフラメンコの予約をフロントでお願いする。
支払いが現金なのが痛い。23時30分、最終のショー。
部屋に灰皿が無かったので、それもついでに頼むと、なんと室内禁煙と言われてしまう。禁煙ホテルに泊まるなんて何年ぶりだ?確認しとけば良かった。
つらい街だ。。。

気を取り直し、次はランブラス通りをカタルーニャ広場へ向けて歩くことにする。手狭で良い感じの通り。
相方へのお土産にハードロックカフェに寄り、噴水近くで休憩。
公園から外を見る。

服を見たりしながら南下、タブラオのある辺りまで散策。

近くにある、グリルなんちゃらという店でパエリアを喰うことにする。
ものすごく適当なサラダが来る。ドレッシング自作で食べる。
パエリアはとても美味しい。ラムはリブがなくショルダーしかない、というのでそれを頼んだら
相棒は歯が欠けたと思うぐらいに硬かった。
小さく切って食べれば美味しかったんだけど。
ワインはマルケス。やっぱり美味い。
正しいパエリア

フラメンコは、バルセロナよりも南の方の文化らしく、その辺で見られるのは観光客向けのもんらしい。
。。。文句あるか、観光客だ。

背の高い、大人っぽい女性が素敵やった。人の声って良い。あれ、何て言ってるのだろう。
私の一押しねーさん

疲れと酔いで私は一瞬落ちてたが、相棒もかなり気に入ったらしく、2人でどの男がいいかとか喋りながら(むしろ謎のメロディを歌いながら)ホテルまで帰った。
企画段階では、夜は危ないからタクシーで、とか言ってたくせに、酔っ払いとは恐ろしい。
でも結構な人出で、メインストリートはそう危険そうでもなかった。

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