ビクター落語会〜蓄音器の犬〜行ってきた。
数か月前、初めて落語というのに行った時(ちなみに柳家花緑の独演会だった)に、Sにリクエストしておいた。
それはそれで楽しかったんだけども、なんというか、じじいの伝統芸みたいな落語を観てみたいのだと。
それなら、これはどうだ、私も行ったことのない奴だからわからんが、と前置きされて誘われたのがこれ。
しかし落語というのは興味深い。
その空気というか会の流れとか、いろいろ興味のあることはあったけど、一番気になったことはそれらではなくて、前の方の席の人々。
爆笑の渦なのだ。
話によれば、このときやっていた演目はどれも古くからあるものらしい。時そばに至っては、私ですら聞いたことのある話。ファンの皆さんは多分、幾度となく観ていると思うのだ。
なのに、何故そんなに笑うんだろう。
技術に感心する、というのは理解できる。古典の歌舞伎とか、バレエとか、そういう種類。
事実、帰りに我々は日本酒を呑みそばを食べたのだ。旨そうだったから。
前口上だった人と、その後に出てきた人、技術力の差は歴然としてた。
2時間半ほどの間、落ちがすぐにわかるものでも、くすっと笑うことはあった。思わず笑ったネタもある。
こういう類の笑いは好きな方だと思う。
定番の勧善懲悪で毎回拍手喝采、お約束のお涙頂戴でやっぱり泣く、それはある。
でも、知っている落ちで毎回声をあげて笑うのって難しくないか?
なにか、そいういう作法なんだろうか。
また行ってみないとなあ。
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